旧観慶丸商店を会場に実施した作家の神山典士さんによる「書くことが好きになる作文教室」、めちゃくちゃ良かった。
僕も作文が苦手な小学生の一人だったけど、それは書き出しまで最初の1文字が重かったり、孤独な作業が辛かったりしたことが特にしんどかったことを思い出しました。

神山さんの作文教室はまるで演劇のワークショップの様な身体的体験であり、書き出している最中もポジティブな反応で声をかけ続ける様子は一流のアスリートコーチを思わせます。
メソッド的なものもどれもなるほどと思わせ、特に「書いてから考える」「読む人をイメージしよう」は小学生の自分に教えたいし、今の自分にも刺さりました。

会の冒頭では明らかに作文が苦手そうだった子が、中盤で神山さんが「作文好きな人?」と聞いた際、思い切り手を挙げていたことがよく表していたと思います。
アンケートでも「また絶対やってほしい」と書かれてましたが本当にそう願います。

主催者石巻2.0代表、松村豪太